【フランクフルト散策】シュテーデル美術館&アルテ・マイスター美術館の見どころ

ドイツ情報

ドイツ・フランクフルトにある数少ない観光地の一つが、「シュデール美術館」&「アルテ・マイスター美術館」

mimi
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「シュテーデル美術館」はフランクフルトの銀行家、シュテーデルのコレクションをもとに設立された絵画館なんだとか…!

A子
A子

「アルテ・マイスター美術館」にもドイツ絵画の傑作が数多く収蔵されていて、特にルネサンス期やバロック期の有名な画家の作品が展示されているんだって!

どちらも美術館ファンには外せないイチオシスポットです…!

この記事では

  • フランクフルト散策中に見つけたシュテーデル美術館の見どころ!
  • アルテ・マイスター美術館の感想やおすすめスポット!

についてご紹介します。

フランクフルト散策中に見つけたシュテーデル美術館の見どころ!

「シュデール美術館」は美術ファンなら必見!ヨーロッパ屈指の名画コレクションがあることが有名な美術館です。

1818年に開館したドイツで最も歴史の長い美術館の1つとのことで、歴史あふれる美術館でもあります。

この章では、私がフランクフルト散策中に見つけたシュテーデル美術館の見どころについて、私の経験談を交えてご紹介していきたいと思います。

主な見どころのおすすめ3作品

ヨハネス・フェルメール「地理学者」

まず1つ目のおすすめ作品は、ヨハネス・フェルメールの「地理学者」です。

フェルメールの代表作の1つで、17世紀オランダ絵画の傑作として知られている「地理学者」を皆さん、ご存知ですか?

この作品には、フェルメールの絵画の真髄が凝縮されているんだそうです。

まず、繊細な描写が魅力的ですよね。

地理学者の姿勢や表情、着衣、部屋の細部まで、非常に丁寧に描き込まれています。

特に窓から差し込む柔らかな光の表現は圧巻で、フェルメールの光の表現力の高さを感じさせられました…!

また、地球儀やコンパスなどの科学的な道具が配置されており、当時の知的好奇心を感じさせる作品となっています。

静謐な雰囲気の中に、深い意味が隠されているのも魅力の1つかなと思いました。

さらに興味深いのは、地理学者の着衣に見られる日本文化の影響…!

当時のオランダ人は日本の着物に強い関心を持っていたそうで、フェルメールはそうした文化交流の歴史を巧みに作品に反映させていたんだとか…!

以下のような方々にはぜひ「地理学者」を見てほしいです!

  • 絵画の技法や表現に興味がある人
  • 17世紀オランダ絵画に詳しい人やフェルメールの作品を知りたい人
  • 静謐な雰囲気の中に隠された深い意味を探求したい人
  • 地理学や科学の歴史に興味がある人

特に、フェルメールの作品世界に魅了されたり、静寂の中に秘められた深い意味を感じ取りたい方はぜひ、この作品の魅力に触れてみてください♪

レンブラント「目潰しされるサムソン」


2つ目のおすすめ作品はレンブラントの代表作の1つで、聖書の物語を描いた「目潰しされるサムソン」です。

この絵は聖書の物語を題材にした作品だそうで、とても迫力がありました…!

レンブラント「目潰しされるサムソン」の見どころは、その名の通りサムソンの目が潰される場面です。

サムソンは美しい女性デリラに裏切られ、ペリシテ人に捕らえられてしまい、ペリシテ人たちはサムソンの目を潰すという残酷な場面が、絵の中心となっています(汗)

レンブラントは、サムソンの表情や身体の動きを非常に生き生きと描いており、サムソンの苦しみや絶望感が、よく表現されているように感じました。

一方、サムソンを捕らえる者たちの表情も印象的で、サムソンに対する憎しみや喜びが感じられるため、2つの見方が楽しめるのも見どころです。

また、絵全体の構図も見どころの一つ…!

サムソンを取り囲むようにペリシテ人たちが配置されており、圧迫感のある構図になっています。

光と影の使い分けも巧みで、まるで暗闇の中でサムソンの姿が浮かび上がってくるようです。

さらに注目したいポイントは、レンブラントの絵画技法…!

細部まで丁寧に描き込まれた人物たちの表情や服装、そして筆致の力強さなど、レンブラントの卓越した絵画技術が感じられました。

以下のような方々に「目潰しされるサムソン」の鑑賞がオススメです。

  • 聖書の物語に興味がある人や、レンブラントの絵画に魅力を感じる人。絵画の技術に詳しい人
  • 暗さと光のコントラストが印象的な作品なので、光と影の使い方に注目したい人。
  • さらに、人物の表情や動きに注目したい人にも見応えがあると思います。

総じて、聖書の物語や絵画技術に興味がある人、そして迫力ある作品を鑑賞したい人におすすめの一作品です♪

ティッシュ「夜警」


最後の3つ目は、レンブラントの代表作の1つで17世紀オランダ絵画の代表作として知られている「夜警」

ティッシュ「夜警」の見どころは、レンブラントの有名な油絵作品をモチーフにしたデザインのティッシュです。

この作品は、全体を支配するダイナミックな躍動感とそのなかに織り込まれた複雑な構成が特徴かなと感じます。

特に人物たちの動きや表情、光と影のコントラストが引き付けられました…!

明暗のコントラストが印象的で、暗闇の中に差し込む光が作品に深みを与えてるように感じます。

他にも、人物の表情や服装、武器などの細部まで丁寧に描かれており、作品の臨場感が高められているのも素敵なところ。

この作品は17世紀のオランダ絵画を代表する傑作の一つとのことで、その後の絵画に大きな影響を与え、明暗の表現手法として多くの画家に受け継がれているんだとか…!

以下のような方々にティッシュ「夜警」の鑑賞がオススメです。

  • 絵画鑑賞や歴史に興味のある人

作品の細部まで楽しめる方はもちろん、絵画の魅力に触れてみたい初心者の方にも楽しめる一作品です♪

フランクフルトに訪れた際にはぜひ、「シュテーデル美術館」で私のオススメ3作品を堪能してみてください。

美術館建物と庭園

「シュテーデル美術館」は建物自体もととても見応えがあり、19世紀の新古典主義様式の建築です。

美術館の敷地内には、緑豊かな庭園があり、美術鑑賞の合間に散歩を楽しめました…!

敷地内は自由に出入りができるので、お散歩も交えて鑑賞するとより爽やかな気持ちで楽しめるのでオススメです!

その他の見どころ

美術館内には、様々な時代の絵画、彫刻、版画などが展示されており、ヨーロッパ美術の歴史を学べ、特別展も定期的に開催されており、最新の美術動向を知ることができます。

実際に行ってみるとシュテーデル美術館はドイツを代表する美術館の1つであるとのことから、ヨーロッパ美術の傑作を堪能できる素晴らしい場所だと思いました。

また、シュテーデル美術館の近くには、文豪ゲーテの生家「ゲーテハウス」もあり、ゲーテゆかりの地を訪れることもできます

【関連記事】
ドイツのゲーテハウスを見に行った感想&楽しみ方とゲーテ博物館の見どころ!

ぜひ、シュテーデル美術館を訪れてヨーロッパ美術の魅力を感じてみてください♪

シュテーデル美術館の営業日時は火~日「10:00~19:00」まで

入場料は14ユーロでした!

月曜休みなのと、クリスマスや年末年始は時間短縮されているみたいなので、これから行かれる方は日時に注意して計画を立てて見てください。

アルテ・マイスター美術館の感想や楽しみ方!

少しマイナーにはなりますが「アルテ・マイスター美術館」もドイツの主要な美術館の1つなんだとか。

私はフランクフルト散策中にたまたま通りかかりふらっと寄ってみたところ、とっても楽しめましたのでその時の感想を交えてご紹介したいと思います…!

「アルテ・マイスター美術館」はドイツ絵画の傑作が数多く収蔵されており、特にルネサンス期やバロック期の有名な画家の作品が展示されています

それでは早速、アルテ・マイスター美術館の楽しみ方をご紹介します。

コレクションの見学でまったり過ごす!

「アルテ・マイスター美術館」は、なんと400年以上の歴史を持つ由緒ある美術館なんだとか…!

館内には、フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」やラファエロの「システィーナの聖母」など、世界的に有名な名画が数多く所蔵されています。

私も先日、この美術館を訪れましたが、まさに圧倒される作品の数々に感動しました…!

特に、ヤン・ファン・エイクの祭壇画は、その精緻な描写に見入ってしまい圧巻でした。

また、2022年には、同館所蔵の「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が東京都美術館で開催されるなど、世界的にも高い評価を受けているとのこと。

ツヴィンガーチケットを購入すれば、10ユーロで3つの美術館・博物館を訪れることができ、コストパフォーマンスも良いと評価されています

さらに、「作り手と使い手を繋ぐ」という山田さんの思いが、東京の百貨店・松屋銀座での様々な展示会や売場創りを通して発信されているのも魅力的…!

作品と鑑賞者をつなぐ取り組みは、美術館の価値をより高めているなと感じました。

各作品の解説を読みながら、作品の背景や技法を理解するのも楽しみの一つです。

アルテ・マイスター美術館は400年以上の歴史を持ち、世界的に有名な名作が数多く収蔵されている、まさに芸術の宝庫と言えるような場所でした。

絵画に興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。

きっと、作品の魅力に心を奪われるはずです…!

特別展の鑑賞で優越感に浸る!

「アルテ・マイスター美術館」では年間を通して、特別展が開催されているようです。

特に、特定の画家や時代の特集展示は見逃せないところ…!

最新の研究成果を反映した展示内容は、絵画愛好家にとって貴重な機会となるのではないでしょうか?

気になる方は、時期を合わせて行かれることをオススメします。

美術館建物の見学で映える写真

「アルテ・マイスター美術館」の建物自体もとても見応えがありました。

19世紀の新古典主義様式の外観と広々とした展示室内部は見事で、建物の歴史や建築様式についても学ぶことができるのも魅力的だなと感じます。

観光地の楽しみの一つは、館内だけでなく建物自体も見応えがあるというところ♪

ミュージアムショップ & カフェ

美術館内にはミュージアムショップとカフェがあり、展示作品に関連した書籍や雑貨を購入したり、リフレッシュできまる空間が併設されています。

私は美術館の雰囲気を楽しんだ後、書籍を購入してカフェでゆっくりとした時間を過ごしました♪

私が訪れた日は平日でしたが、館内のカフェ店内がかなり混み合っていたので(汗)

カフェでゆっくり寛ぐ時間もほしいなという方は、十分な時間を確保の上行かれると当日予定を崩したり、焦らずに済むのでオススメです…!

実際のおすすめの過ごし方は以下の通りです。

  • 事前に展示作品や特別展の情報をチェックし、見たい作品を事前に確認しておく
  • 十分な時間を確保してゆっくりと作品を鑑賞することで、より深く美術の世界に浸る!
  • 建物や庭園の散策、ミュージアムショップ、カフェなど、美術館の様々な魅力を堪能する。

フランクフルトのアルテ・マイスター美術館は、ドイツ有数の古典絵画コレクションを誇る素晴らしい美術館でした。

ぜひ、ゆっくりと作品を鑑賞し、美術の世界を満喫しつつ余韻まで楽しめると良いですね。

まとめ

この記事では、【フランクフルト散策】シュテーデル美術館&アルテ・マイスター美術館の見どころについてご紹介しました。

シュテーデル美術館の見どころは

下記おすすめ3作品の鑑賞や、美術館建物の見学と庭園内のお散歩

  • ヨハネス・フェルメール「地理学者」
  • レンブラント「目潰しされるサムソン」
  • ティッシュ「夜警」

「アルテ・マイスター美術館」の楽しみ方は

  • コレクションの見学
  • 特別展の鑑賞
  • 美術館建物の見学
  • ミュージアムショップ & カフェ

美術館といえど様々な楽しみ方がありますので、是非参考になりましたら幸いです。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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