ドイツに限らずヨーロッパに出かけたら気になるのが、レストラン事情!
ドイツと日本では、レストラン(外食時)のシステムが大きく異なります。
特に初めての利用となるととっても緊張しますよね。
そんな時、システムの流れを知っておくだけでも気持ちが楽になるものです。
そこでこの記事では
- ドイツ「フランクフルト」のレストラン体験談
- 2024年のドイツ物価高騰事情
- ドイツのレストランのチップの目安!
の3点をご紹介していきます。
ドイツのフランクフルトでレストランを利用した時の体験談
それでは早速、私が実際にフランクフルトのレストランを利用した時の体験談&ちょっとしたポイントをまとめていきます。
今回ご紹介するのは、フランクフルト中央駅の近くにあるドイツ料理レストランです。
ドイツのレストランに入店したら、まずは挨拶から…!
ドイツではマナーが重要視されますので挨拶は必須
挨拶をして、空いてる席を自由に選びました。
日本の場合は店内に入ると店員さんが席に案内してくれる場合が多いと思いますが、ドイツの場合は過「予約席」という札がテーブルにない時は自由に席を選べます。
※人気店や高級店では勝手に席につかずに案内を待ちます。
ここは、ケースバイケースです。
席についたらまずはドリンクの注文…!
ドイツの場合はレストランのお水は有料で、注文しないと出てきません。
※お水は炭酸ありかなしかを選べます。
日本の場合はレストランに入って席に座ると自動的に水が運ばれてくると思いますが、ドイツではお水が有料で水も含めてドリンクをオーダーすることが決まりになっています。
ドイツでは大声で店員さんを呼ぶのはNGです。
※注文が決まったらメニューを閉じて待ちましょう。
私はリンゴジュースを注文しました♪
実際の写真がこちらです。
テーブルは、このような形でセッティングされています。
その後に食事のメニューを選びますが、色々食べたいのがある(汗)と何を頼むか迷いつつ、とりあえずスープとピザを頼むことに。
(本当はもう一つメインのディッシュも頼む予定でしたが、一品ずつの量が多いから少しずつ頼むのがオススメと店員さんが親切にアドバイスしてくださりました。)
きっと食べきれないと察してくれたんだと思います。(優しい…!)
こちらが実際のスープです。(パン付き)
見ての通り、確かにボリュームがある!
2人前程はあったかと思います(笑)
とっても美味しかったですが、とにかく量がありました…!
ドイツ料理は量が多いので頼みすぎないように注意することをオススメします。
※因みにドイツの場合はなんとメニューにないものをオーダーすることも可能なんだとか!
とても臨機応変ですよね。
もし日本で初めて入ったレストランでメニューにないものをオーダーしたとしたら、シェフに確認などでバタバタするか、お断りされるかのどちらかの確率が高いのではないでしょうか?
常連さんにならまだしも、初めて入るレストランで「メニューにないものをオーダーする」という概念がそもそもありませんよね。
余談ですが、ドイツ料理レストランのこういった臨機応変さは様々な外国から人が訪れていることから、「多様性の対応に慣れいる」ということがあるようです。
オーダーメニュー以外にも例えば、ドイツではポテトやソーセージなど結構脂っこいものが多く、私達のような和食に慣れている日本人にはちょっと重くて胃もたれしてしまいそうになることがあります(汗)
そんな時、私の場合とあるお店で、セットで付いているこのポテトを「サラダに変更できますか?」と聞いたことがあるのですが、「サラダ ok」 と言って快く受けてくれました…!
ドイツで食事をするとなると毎回毎回フライドポテトだらけになりがちなので(料理の上にのってたり)、さっぱりしたものが食べたい!と思った時には是非、代わりにサラダなど頼んでみてください♪
もう一つのピザはこちら
この時、一つ感動エピソードがあります。
スープのセットで付いてたパンも食べてたからか、途中でお腹がいっぱいになってしまい(汗)ピザを少し残したまま休憩していたところ
店員さんが「ゆっくり食べてくださいね、ただ無理して食べ切ろうしとなくても大丈夫!残してもらっても良いし、ゆっくり自分のペースで食事を楽しんでと(ジェスチャーも交えて)言ってくださったんです…!
もう、あの時は気配りにびっくりして感動してしまいました。
まさか海外でこんなに丁寧な接客を受けると思っていませんでしたので。
ドイツのレストランはお料理も美味しければ、接客まで親切で心が温まった素敵な思い出です。
今回の私の体験は本当にラッキーなくらいの質の良いサービスが受けられたのですが、ビアガーデンなど観光客が多いところでは、忙しさのあまり店員さんが結構イライラされていたりすることがあるようです(汗)
日本ではゆとりがあるか忙しいかで態度が変わるなんてことはなく比較的サービスは統一されていますが、ドイツではその時々の状況によって対応が変わってしまうことも…(汗)
もしドイツで雑な対応を受けたと思われた場合は、「ドイツ人は忙しいときには少しストレス耐性に少し弱く忙しさのあまりこういう風な態度になってしまうんだな…」
と想像した上で、ねぎらいの一言なんかをかけてあげたりすると機嫌が直ったりするようです(笑)
なのでもし上記の様な場面遭遇したら、「心に余裕を持ってねぎらいの言葉をかけてみる」というの試してみると、本来ならちょっと不快な思いが心温まる思い出に変わるかもしれません…!
2024年のドイツレストランの物価高騰事情
2024年日本の物価上昇が凄まじいですが、ドイツも物価について色々と変化があったようです。
そのため、今年2024年にドイツへ行かれる方に2つ、知っておいた方がいいことをお伝えしたいと思います。
まず1つ目がなんとレストランの消費税が7%から19%に戻りました。
物価上昇+消費税増量とはかなりの衝撃ですよね。
近年の大変な世情の最中、そもそも政府の対策として「レストランの元々の19%の消費税を7%にされていた」ようなんです。
それがもう撤廃されるとのことで、今年(2024年)から19%に戻っています。
実質12%レストランが値上がりするということになりますね(汗)
2つ目がレストラン料理の値上がりです。
値上がりと言っても一体どれぐらいのお値段になってるのか皆さん気になるところだと思います。
例えば、2023年には「18.9ユーロ」だったメインディッシュが2024年には「22ユーロ」になっているお店があるのでおおよそ1.2倍ぐらいになっています(汗)
そこに消費税の12%上がるとなると、現地の方々は中々今まで通りの感覚では足が遠のいてしまいそうですね。
お店側からすると、観光客の方が来てくれることからある程度値段を上げてもお客さんが見込めそうなところですが
実際は、ミュンヘンでとても有名な画家のフランツマークやルートビヒトーマなどといった人々が集っていたとても人気な老舗のバーがあるのですが、なんと今回の物価高騰で閉まってしまったという話を聞きました。
高熱費の高頭とか材料費の高頭などそれ以外にも色々と理由はあると思いますが、ドイツ在住の人々自体がインフレーションによってバーやレストランに行く機会がどんどん減ってきているという話も小耳に挟みます。
今年2024年度、250~260店舗ものレストランが閉まってしまうということを、レストラン業界協会でさえ発表されているんだとか。
物価高騰は私達観光客にとっても痛いところですが、その分観光客も減っているかもしれませんので空いている時にゆっくりしたいなと思われる方は今がチャンスです…!
ドイツのレストランのチップの目安!
それでは最後に、ドイツのレストラン利用時のチップの目安をお伝えできればと思います。
ドイツでは、ホテルやレストランの料金にサービス料が含まれているため、チップを渡す義務はありません。
しかし、良いサービスを受けた場合は、気持ちとしてチップを渡すのが一般的なマナーです。
ドイツのレストランはテーブルにてお会計しますので、その時にお釣りの端数や合計額の5~10%程度を上乗せして払うのが目安とされてるようです。
カードで払う場合もチップに関しては現金です!
私がレストランを利用した際はお会計はカードで払い、チップは現金で合計額の約10%渡しました。(サービスがとても良かったので)
特に何もない場合もップを渡すのがマナーですが、サービスが悪かった場合はチップを渡さなくても問題ありません。
ただし、チップを渡さない場合は、相手側に「質の悪いサービスを提供した」と捉えられる可能性があるので注意が必要です。
なのでその場合は「チップを払いたいと思わないくらいに、サービス業に携わる者としての基本的な態度が欠如していた」という強い意思表示を心に持っておくと戸惑いなく退店できるのでオススメです…!
まとめ
この記事では、ドイツフランクフルトのレストラン体験談&2024年の物価高騰やチップの目安についてまとめました。
日本でもドイツ料理を食べよう!と思えば食べられますが、本場の料理と現地の空間を味わいながら過ごすひとときは何ものにも代え難い思い出となります。
物価高騰やチップ文化など様々な変化がありますが、そういったことも考慮した上で参考にしていただければと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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