ドイツと日本の文化の違いは?旅行で知っておきたい常識やタブーも!

ドイツ情報

ドイツは治安、交通、観光地、食文化、自然など、様々な魅力が詰まった旅行先として人気を集めています。

日本人に特に人気が高いのは、ドイツならではの伝統と近代性が共存する魅力的な国だから。

そこでドイツに旅行へ行く際に気になるのが、日本との文化の違いや知っておきたい常識など。

国によって常識やしきたりは異なりますから、何の知識もないまま旅に出たら知らず知らずのうちにタブーな行動をおこしてしまっていた…!なんてこともなきにしもあらずです。

「号には郷に従え」ということわざがあるよう、異国の地に足を踏み入れる際にはその国の常識を知っておきたい所ですよね。

この記事では、私の実体験も含めて

  • ドイルと日本の文化の違い
  • ドイツ旅行で知っておきたい常識
  • ドイツでタブーの行動

の3点をご紹介いたします。

これからドイツ旅行へ行かれる方や、ドイツの文化や常識について知りたいという方はぜひ最後までご覧ください。

ドイツと日本の文化の違い

それでは早速、ドイツと日本の文化の違いについてご紹介していきます。

1.個人主義vs集団主義

  • ドイツは個人主義的な文化で、個人の能力と成果が重視されます。
  • 一方、日本は集団主義的で、グループの調和と協調が重視されます。

ドイツだけにとどまらず、外国は特に個人に判断が委ねられがち。

日本に比較的多い同調圧力などはなく、個人の意思表示をはっきりさせることが大切になります。

例えば私がドイツで知り合った知人で、普段はミュンヘンに住んでいるけど今は仕事で一定期間フランクフルトに滞在していると言っていた人がいます。

滞在中は基本的に一人で自由に過ごしているそうで、日々その時々で出会った人と楽しむんだとか…!

集団で群れるという概念はなく、常に自分の人生を楽しむことにフォーカスしているように感じました。

2.時間管理

  • ドイツ人は時間管理が非常に厳格で、正確性と効率性を重視します。
  • 日本人は時間に対してより柔軟で、状況に応じて対応することが多いです。

ここで言う時間管理とは、主に仕事の労働時間に対してを指しています。

日本のように顧客ファーストというよりは時間内の仕事がメインであり、やむを得ない場合だとしても上限が設けられていることも。

そのため、急なトラブルに即対応でき兼ねたり電車の遅延やお店の早閉めなんかもよく見られる光景です。

実際私が年末にドイツに旅行に行った際、ホテルの横にあるちょっとしたコンビニのようなお店が営業時間よりも2時間程早く閉まっていたことがあるんですね(汗)

その時はフラッと寄ってからホテルに戻りたかったので少しショックでした(泣)

これは年末であったことが大きく関係していますが、普段の日常生活でも十分にありえます。

日本と同じ感覚で旅に出ると想定外のことがおきる度に動揺してしまいますので、心の余裕とともに予め時間には十分な余裕を持っておくことオススメします。

3.コミュニケーションスタイル

  • ドイツ人は直接的で率直なコミュニケーションが一般的です。
  • 一方、日本人は暗黙の意味や微妙なニュアンスを重視するコミュニケーションスタイルを持っています。
    (言外の意味を読み取ることが重要)

私がドイツに行った際、ドイツ人と交わした会話で聞き取れない言語があったので、機会で翻訳して通訳になってもらおうと思ったのですが、「No Machine!」と言われてしまった経験があります(笑)

言語が通じなくても目を見て心で会話したい!という思いを強く感じました…!

特にヨーロッパは大陸国家で様々な言語が入り混じっていますから、片言だろうと気にしていません。

「はい」か「いいえ」かさえはっきり表すことができれば、さほど問題ないかと思われます。

大切なのは、堂々とした立振舞いです…!

4.接客サービス

  • ドイツでは効率性が重視され、顧客が待つことを求められます。
  • 日本では顧客満足が最優先され、迅速な対応が求められます。

日本では「お客様第一優先」という考え方が一般的で、店員は常にお客様の要望に丁寧に応えることが期待されますが、ドイツではこのような上下関係は少なく、店員とお客様は対等な関係を築きます。

つまり、日本では「お客様第一」の考え方が強く、イツでは「効率と自然なコミュニケーション」が重視されているのが大きな違いと言えます。

ドイツ旅行で知っておきたい常識

1.スーパーのレジ係の人が座席に座って仕事をしている

上記の接客サービスに続いて、これは私の実体験なのですが

ドイツではスーパーで買い物をした際に自分で買いたい商品をベルトコンベアの上に並べて、それをキャッシャーにいるレジ係の人座ったまま「ピッ」とバーコードを読み込ん生産していくというスタイルになっています。

この「座ったまま」というのが日本では見たことのない光景でしたので、初めてスーパーに行った時にはびっくりしました。

日本人は「お客様第一優先」であることと、周りの人からの見られ方に重きをおく傾向が高いため、もし日本なら「お客様が立っているのに従業員が座って仕事をしているとは何事か!」というクレームが入りそうですよね。

そのため、この光景はドイツでは普通のことなのか?とドイツ人の知り合いに聞いてみたところ

日本では立ち仕事なのかもしれないけど、そうなるとこの仕事は足が不自由な人が出来ないって事だよね?それって何か不思議…!別に数があっていれば多少足に障害があったししても、その人は仕事をやれるよね!?レジ係もそういうことって考えないのかな?

と想定外の答えが返ってきて、すごい衝撃を受けたと同時に的確な意見だなと感銘を受けました…!

正に、正確性と効率性を重視した考え方です。

2.日曜日はお店が閉まっている

ドイツは日曜日、殆どのお店が閉まっています。

お店とは、デパートやショッピングモールはもちろん、スーパーやドラッグストアなど日常生活の必需品を買うためのところも全部閉まってしまいます。

これには、宗・教上の理由が関係しているようです。

神も日曜日は休んでいたから私達人間も休みましょうという「考え方」の問題ですね。

そのため、日曜日のドイツ人の過ごし方は、お店は全部閉まってるから家族と一緒にお過ごしたり、ソファーでゴロゴロしたり(笑)スポーツや散歩をしたりなどです。

働いてる人の立場から見ると日曜日は休みで良いですが、働かなくていい人たちの立場から見るとちょっと不便ではありまよね。

特に私達日本人はどこもお店がやってない!なんてシチュエーションに慣れていませんから、出かけたらお店が全部閉まっていた!なんて日にはびっくりです。

旅行の予定を組む際には日曜日にお店に行く予定を立てないよう、曜日にはご注意ください

3.トイレは基本有料

ドイツにある公衆トイレやデパートにあるトイレは基本有料になりますので、出発前になるべくホテルで済ませておくことをオススメします。

4.お水の種類に気をつける(主に3種類)

ドイツ含むヨーロッパでは、炭酸水が多く好まれています。

ですので、お水を買う時は炭酸水か炭酸なしは判断して買う必要があります。

スーパーに並んでいるお水は主に3種類

1.still(炭酸なし)
2.Medium(微炭酸)
3.classic(炭酸)

他にも種類はあるのですがこの3つを覚えておけば問題ありません。

お水を購入する際は、これらの表記を参考にしてみてくださいね。

ドイツでのタブー行動!

ドイツには、歴史的な背景から生まれた様々なタブー行動があります。

特に注意が必要なのは以下のようなことです。

1.鼻をすする

日本では、ちょっと寒かったり鼻水がでちゃった際に条件反射ですすってしまうこと、ありますよね。

(かめないタイミングだったり)

実はドイツではこの音はすごく不快に聞こえるようで、NG行為になります。

逆に、ティッシュで大きい音を立てて鼻をかむのはなぜかOKなので、ドイツに行った時だけでも「鼻はすすらずかむ」ようにしましょう。

実際にドイツ人と一緒にいる時に鼻をすすっていたら、鼻をかむようにティッシュを渡された経験があります(笑)

2.手を挙げるときの注意

ドイツでは、5本の指を伸ばして手を挙げるのはタブーです。
(これは敬礼ジェスチャーと重なるため)

手を挙げるときは、指を少し曲げて挙げるのが適切です。

3.大声で店員さんを呼ばない

日本で通常の行動ですが、ドイツではNGの行動です。

理由は色々ありますが、まず大前提として「お客様と店員は対等な関係である」ということ。

そのため、店員さんお大声で呼ぶのは失礼に値するという考え方があるように思います。

店員さんにも仕事の順番がありますから、オーダーが来るのをじっと待つのがドイツ流です。

店員さんを呼ぶコツは、メニューを閉じて店員さんを見つめる…!
(そうすると来てくれる可能性が高いです。)

まとめ

この記事では、ドイツと日本の文化の違いや旅行で知っておきたい常識やタブーについて、ご紹介しました。

ドイツと日本の文化の違いは

・個人主義vs集団主義
・時間管理
・コミュニケーションスタイル
・接客サービス

ドイツ旅行で知っておきたい常識は

・スーパーのレジ係の人が座席に座って仕事をしている
・日曜日はお店が閉まっている
・トイレは基本有料
・お水の種類に気をつける(主に3種類)

ドイツでのタブー行動!

・鼻をすする
・手を挙げる時の注意
・大声で店員さんを呼ばない

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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