ロマンティック街道と言えば、ドイツ南部の美しい中世の街並みを巡る、ドイツの中で最も人気の観光ルート。
フランクフルトからミュンヘンまでの約350kmの区間には、中世の面影とロマンが満ちています。
350kmとなると、日本で例えるなら東京から仙台までの距離といったところかな!?
結構な距離…!所要時間はどれくらいかかるんだろう…!?
そこでこの記事では、
- ドイツ「ロマンティック街道」の見どころ
- おすすめ観光ルート&所要時間をご紹介!
について私の経験談を交えてまとめていきます。
ドイツ「ロマンティック街道」の楽しみ方
それでは早速、私の「ロマンティック街道」の体験談とともに楽しみ方を4つに分けて一つずつ紹介していきたいと思います。
同時にちょっとしたポイントなんかもご紹介していきますので、参考になりましたら幸いです。
中世の街並みを散策する
まず1つ目は「中世の街並みを散策すること」です。
「ロマンティック街道」という名前の由来の通り、町並みを眺めているだけでテンションが上がるほどメルヘンチックで美しいルートが続きます…!
ロマンティック街道の代表的な町の一つ、ローテンブルクはまるで時間が止まったかのような中世の雰囲気が残る美しい町で城壁に囲まれた旧市街を歩くと、当時の面影を感じられました。
ローテンブルクの祭りの時期は観光客が集中するため、もし宿に泊まる場合は祭りの日程を事前にチェックしておくのがおすすめです。
狭い石畳の道を歩きながら可愛らしい家々や店舗、教会を眺めるのは格別の体験です。
私はスマホ一つで散策しましたが、それでも十分楽しめました…!
ノイシュヴァンシュタイン城を訪れる
2つ目はかの有名な「ノイシュヴァンシュタイン城」の観光…!
ロマンティック街道の最終地点にあるノイシュヴァンシュタイン城はまさに「おとぎの国」のような美しい城で、城内を見学し周辺の景色を楽しむのは、ロマンティック街道の醍醐味の1つです。
シンデレラ城のモデルとも言われているノイシュヴァンシュタイン城は、まさに最後の観光地にもってこいの観光スポット!
最後にお城をたっぷり堪能することをオススメします…!
地元の料理を堪能する
ロマンティック街道沿いの街々には伝統的なドイツ料理を提供する素敵なレストランがたくさんあり、ソーセージ、デザートなど、ドイツ料理の魅力を味わえるのもロマンティック街道ならではの楽しみ方です。
街道の北半分はフランケン地方といって辛口のジュースの名産地で、この辺のレストランにしか置いていないレアジュースなのでイチオシです…!
ローテンブルクは「シュネーバル」という白い粉砂糖をまぶした硬いドーナツのようお菓子が名物!
私はローテンベルクのカフェで「シュネーバル」を食べました♪
日本で言う「クッキシュークリーム」のような見た目で、味はもっちりとしたドーナツでおやつにおすすめの一品です。
芸術作品に触れる
ロマンティック街道沿いには、中世の建築物や絵画、彫刻など、数多くの芸術作品が残されています。
これらの作品を鑑賞しながらドイツの歴史と文化に触れることができると、今までにない「感性」が生まれるかもしれません…!
以上の4つがロマンティック街道の主な楽しみ方になりますが、自分のペースで街を散策したり地元の人々と交流したりするのも素敵な思い出になるかと思います。
ロマンティック街道は自身を持って女性におすすめできる、イチオシスポットです♪
おすすめ観光ルート&所要時間をご紹介!
続いて、ロマンティック街道の私のオススメとする観光ルートと、おおよその所要時間や交通手段をご紹介します。
おすすめ観光ルート1
まずは、ロマンティック街道を下っていくおすすめのルートをご紹介します。
フランクフルト出発 → ローテンブルク → ハールブルク → ノイシュヴァンシュタイン城 → フュッセン
の順番が、一番効率の良い周り方になります。
おすすめ観光ルート2&所要時間
1とは逆バージョンの登っていくバージョンでも周ることができます。
ミュンヘン出発 → フュッセン → ノイシュヴァンシュタイン城 → ハールブルク → ローテンブルク → フランクフルト
観光しやすいのは1の下りバージョンですが、各々の観光事情に合わせて臨機応変にされると良いかと思います。
所要時間においては2日程度が目安ですが、ゆっくり周られる場合は4~5日はみておきたい所。
交通手段
ロマンティック街道を巡るには3つの交通手段があり
- 鉄道
- バス
- レンタカー
の選択肢があります。
鉄道を使われる場合
多くの町は、ローカル線または路線バスを乗り継いでいくことが可能です。
※ただし本数が少ないため、時刻表をよくチェックすることが重要。
乗り換えが上手く行かない場合はかなりの時間ロスになってしまうことも…(汗)
ツアーバスを使われる場合
バスは快適で景色を楽しみながら移動できる便利な手段です。
私は今回、ツアーバスを利用してロマンティック街道を巡りました…!
バスを利用することで、おすすめ観光ルートを必然的に巡ってもらえるのも嬉しいポイント。
更にロマンティック街道のバスの車内では、日本語でも街道や街の詳しいガイドが流されるので安心。
基本的に予約は不要なのも利用しやすかったですし、気になるトイレ事情も1~2時間に一度は停留所のある町でトイレに行けるくらいの停車時間がありました。
尚且つバスのドライバーさんがトイレの場所を教えてくれるのも安心ポイント…!
レンタカーを使われる場合
ロマンティック街道は約350kmにも及ぶ長距離の街道ですが、景色が素晴らしいためレンタカーを借りてドライブを楽しむのもおすすめと言われています。
車窓から中世の街並みや田園風景を眺めながらのんびりと旅を楽しめるのと、好きな町から町へ自分のペースで移動できるのがレンタカーのメリット!
ただし、異国の地でレンタカーを借りるというのが結構なハードルの高さ…(汗)
特に私達女子一人旅はなるべくリスクを背負わず、自由に行動したいところですよね。
そのため、初めてロマンティック街道に行かれる場合は無難に鉄道かツアーバスがおすすめ。
二度目以降、慣れてきたらレンタカーを借りてみるという風にしてもよいかもしれません。
まとめ
この記事では、ドイツ「ロマンティック街道」の楽しみ方&おすすめルート&所要時間についてまとめました。
ロマンティック街道の魅力は、単なる観光地巡りだけではなく、沿道の美しい田園風景や、中世の雰囲気が残る小さな町々を散策するのも楽しみの一つです。
また、地元の伝統料理を味わうこともできますので、時間に余裕がある場合はゆっくりと時間をかけて旅を楽しむのがおすすめです。
季節によっても景色が変わるので、春夏秋冬それぞれの魅力を感じられるのも醍醐味。
楽しい旅の計画を立ててくださいね♪
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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